
まぐろの部位
まぐろの栄養効果
まぐろの赤身 には、たんぱく質が豊富!!
まぐろに含まれるたんぱく質は良質で、脂肪肝を防ぐ効果があります。
その他、 セレンも含まれています。
セレンとは、脂肪の酸化を防ぐ一方で、老化を遅らせる働きがあります。
まぐろの血合いには、
コレステロールの代謝促進や肝臓強化に優れた効果を発揮することで話題のタウリン。
血行を良くする作用があり、美肌作り・肩こ・腰痛に効果があるビタミンE。
貧血の予防に効果的に作用する鉄分が多く含まれています。
トロ(脂身)には、
動脈硬化を防ぐEPA(コイコサベンタエン酸)、DHAやビタミンA・D・Eが 赤身よりも多く含まれています。
EPAとは、血小板の凝固を防ぎ、血栓を溶かし、血液中の中性脂肪を減らします。
血流を促進するため、脳血栓・脳梗塞予防・高脂血症改善に効果的です。
脂肪が多く、赤身よりもエネルギーは3倍なので、食べ過ぎには注意が必要です。
まぐろの栄養素
DHA | 血液中の善玉コレステロールを増やし、中性脂肪・悪玉コレステロールを減らす。 脳の神経機能を高め、脳の老化予防・ボケ防止、学習能力向上に役立つ。 |
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EPA | 血小板の凝固を防ぎ、血栓を溶かす。 また、血液中の中性脂肪を減らす。 血流を促進するため、脳血栓・脳梗塞予防・高脂血症改善・高血圧改善に役立つ。 |
鉄分 | 貧血予防 |
ビタミンE | 血行を良くする。美肌・肩こり・腰痛・血管の老化予防 |
セレン | 脂肪の酸化、過酸化脂質の生成を防ぐ。ガン予防、ガン転移抑止、狭心症予防、心筋梗塞予防。 ビタミンEと併せて過酸化脂質の分解にも役立つ。 |
亜鉛 | 脱毛、肌荒れ、味覚障害に役立つ。 |
カリウム | 体内の水分を正常に保ち、神経や筋肉の機能を助ける。 |
タウリン | 代謝促進、肝臓強化・胆石予防、動脈硬化・心疾患予防、高血圧予防、視力回復、ストレス抑止効果。 |
まぐろに含まれるタンパク質は良質で、必須アミノ酸のメチオニンを多く含みます。メチオニンは食品中に不足しやすいアミノ酸で、脂肪肝を防ぐ効果があります。
そのほかまぐろのタンパク質には、必須微量元素のセレンも含まれています。セレンは脂肪の酸化を防ぐ一方、ビタミンEと共同で過酸化脂質を分解する働きがあります。
EPAとDHAは、中性脂肪とコレステロールを減らして血液の粘度を下げて血栓を予防する働きがあります。このため、脳梗塞や心筋梗塞などを防ぐだけでなく、脳血管障害が原因で起こる老人性認知症の予防や治療にも有効と言われています。
さらにDHAには脳細胞を活性化する働きもあるようです。DHAを多く含むのはまぐろの目窩の脂肪であり、次いで中トロ、大トロの順となっています。